ながれです。
今回はビジネスのフレームワークについて、紹介します。
フレームワークって何?という方にも、順を追って説明していますので、最後までご覧ください!
そもそもフレームワークって?
ビジネスにおいて、論理的に物事を分析する際は抜け漏れやダブりがない(これを「MECE(ミーシー)」と言います)ようにしなければなりません。
ものすごく頭が良く、また知識も豊富な方であれば抜け漏れなどなく分析ができるかもしれませんが、そんな人は滅多にいないでしょう。
そんな時に役立つのが「フレームワーク」です。
ビジネスにおいて、物事を分析する際の枠組みのことを指します。
このフレームワークに従って分析を行えば、抜け漏れダブりなく分析を行うことが可能です。また、過去に使用された実績があり有効性が証明されています。
ビジネスで、物事を分析をする機会は何度もあるでしょう。
自己分析・市場分析・商品分析…などなど。
その度に、「何から考えれば良いか?」ということに悩んでいたら、いくら時間があっても足りません。
フレームワークを利用すれば、一から枠組みを検討する必要がなくなるのです。
フレームワークはいくつもの種類が存在します。
例えば、
・自己紹介の記事にも記載している「なぜなぜ分析」
・皆さんもご存知の「5W1H」「PDCA」「QCD」
などです。
それぞれ全く違うシーンで使用しますよね。
・なぜなぜ分析は自己分析
・5W1Hは指示や報告内容の分析・課題出し
・PDCAは個人やチームの行動分析・課題出し
・QCDは成果物の分析・課題出し
つまり、それぞれのシーンにあったフレームワークを使用する必要があるのです。
それでは、具体例としてフレームワークの1つである「4P分析」について触れていきます。
「4P分析」とは?
マーケティング戦略で使用されるのが、この4P分析です。
4Pとは、顧客に提供するサービスや商品のマーケティングを行う際に必要な要素で、以下の4つです。
・Product(サービスや商品)
・Place(流通)
・Price(価格)
・Promotion(販売促進)
それぞれを詳細に見ていきます。
Product
商品やサービスのことを指します。
その商品やサービスで、顧客にどのような価値を提供できるか?ということも検討します。
Place
どのようなルートで商品やサービスを届けるか?ということを指します。
店舗なのか、ネット販売なのか?店舗であれば立地なども検討します。
Price
商品やサービスの価格のことを指します。
顧客が満足のいく価格設定を検討します。
Promotion
商品やサービスの宣伝方法のことを指します
どのようにして、顧客に興味を持ってもらうか?検討します。
上記、4つの要素は相互に作用します。
ProductによってPriceが変わったり、PlaceによってPromotionが変わったり。

この4P分析を用いた事例を1つ考えてみます。
例 新規ファッションブランドを立ち上げる

上記の黄色文字から、課題が見えてきました。
・Product :10代~20代で今流行しているファッションは何か?
・Place :若者の集まる場所はどこか?
・Price :Productは1,000~30,000円で販売可能か?
・Promotion:10代、20代が注目するクリエイターは誰か?
私はマーケティングの知識はあまりありませんが、このようにフレームワークに当てはめることで分析ができ、課題の洗い出しができるのです。
まとめ
フレームワークを用いることで、ビジネスの分析や課題出しがぐっと楽になることがわかりました。
フレームワークはいくつもあり、それぞれのシーンに応じたフレームワークを選択する必要があります。
そんな様々なフレームワークを紹介している本が以下の本です。

先ほどご紹介した4P分析はもちろん、各シーンに適切なフレームワークが60種類以上紹介されています。
・フレームワークってどんなものがあるの?
・どのような場合にどのフレームワークを使用すれば良いか?
上記がこれ一冊で理解できます。
きちんとフレームワークを理解して、正しい使い方をしている方は実はあまり多くありません。
さらに、世の中の「デキる人」はこのようなフレームワークをベースに、独自にカスタマイズしたフレームワークを生み出して使っています。
是非ご一読していただいて、皆さんのビジネスに活かしていただきたいです!
また、以下のサイトはこのようなビジネス書籍やIT書籍を中心に販売しているサイトです。↓
ビジネスで課題を抱えている方や、IT業界で知見を広げたい方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。
以上、ビジネスのフレームワークについてでした!