ながれです。
今回は、覚えておいた方が良いIT用語第2弾!
みなさん、第1弾はご覧になられたでしょうか?
まだご覧になっていない方は、こちらから!
さて早速、現場でよく使われる言葉を7個紹介していきます。
これだけは覚えておこう!IT用語
今回も、よく現場で使われる用語7個を紹介します。
各単語の説明も載っていますので、最後までご覧ください!
1 . ビルド
ソースコードを実行可能な形式に変換することを言います。
プログラミング言語にて、書いたソースファイル(ex. .java や .cs など)はそのままでは動きません。
コンピューターがそのプログラミング言語を理解できないからです。
プログラミング言語をコンパイラというツールを用いて、コンピューターが理解できる機械語に変換したりなんやかんやをやって、実行できる形式に変換する必要があります。
そのような工程全てをビルドと言います。
Androidで言えば、複数の○○.javaや○○.xmlなどのファイルをビルドすることにより、○○.apkが出来上がります。
2 . インスタンス
これは、オブジェクト指向言語を使わない方は飛ばしていただいて構いません。
オブジェクト指向言語のクラス内のメソッドを、他クラスで使用するための「実体」のことを指します。
例えば、あるシステムにはクラスAとクラスBがあります。
クラスAのメソッドをクラスBでも使いたいです。
しかし、クラスBでクラスAのメソッドをそのまま使用することはできません。
クラスBはクラスAの「実体」を知らないからです。
そんな時に、クラスBでクラスAのインスタンスを生成することでクラスAのメソッドをクラスBでも使用することができるようになります。
Javaで書くと、以下のようになります。
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// ここはクラスB内のソースコードです // Aという型の変数aに、クラスAのインスタンス生成します A a = new A(); |
【ゼロからのAndroid☓Java】一番やさしいAndroidアプリ開発入門<初級編・みんプロ式>
3 . src
言葉として使われる事はあまりありませんが、プロジェクトファイルのフォルダ名によく使われる src。
これは「source(ソース)」の略で、文字通りソースコードファイルを入れておくフォルダ名によく使われる名称です。
ソースコードを入れておくフォルダは、srcじゃなきゃダメ!とまでは言いませんがお作法ですね。
Visual StudioやAndroid Studioなどの開発ツールも、プロジェクトを生成するとsrcというフォルダが作られており、その中にソースコードが入っています。
4 . イニシャライズ
初期化することを指します。
「init」や「ini」などと省略して呼ぶ場合もあります。
ソースコードでは、初期設定するためのメソッドや変数に「initialize」などという名前をつける場合もあります。
5 . サスペンド
PCなどの端末が、省電力モードに入ることを指します。
逆に省電力モードからの復帰を「レジューム」と呼びます。
6 . プロンプト
コマンドプロンプトなどのここから入力しなさい、のようなマークである「>」や「#」のことですが、現場ではコマンドプロンプト自体を指す場合もあります。
Windowsであれば、cmd
Macであれば、ターミナル
などを指す場合があります。
7 . プロキシ
Web閲覧をするための通信を中継するHTTPプロキシのことを指します。
企業でお仕事をされている方は、すでにご存知だと思います。
会社の内部ネットワークから外部ネットワークに接続する際に、このプロキシを通してから外部ネットワークに接続します。
こうすることにより、危険なサイトや危険な通信をプロキシでブロックすることが可能です。
普通にWeb閲覧をする場合には問題ありませんが、技術者が様々な開発を行っていると、このプロキシが邪魔になることが何度もあります。
Unityなんて良い例ですね。
プロキシに阻まれて、Unityのストアにあるアセットが見れないこともありました。
一応、プロキシを通すための手段もあるのですがそれはまた別のお話…。
終わりに
今回も、現場でよく使われるIT用語7個ご紹介しました。
これから現場に配属される方は、是非前回記事と合わせてご覧いただいて、現場で活躍していただければと思います。
第3弾は、前回記事と本記事の需要によってやるかどうか、決めようと思います。