ながれです。
今回は、自己紹介の中でお話しした「自身の性格改善方法」についてお話しします。
自己紹介の記事をまだご覧になっていない方は、是非ご覧になってから本記事を読んでください。
自分勝手極まりない性格だった私がどのように性格を改善したか?
改善するための考え方と行動について、お話ししていきます!
性格改善の考え方
結論としては「なぜなぜ分析」と呼ばれる方法で、自身の何が悪かったのか?を特定しました。
もちろん、当時はそんな方法だとは思ってもいませんでしたが….。
なぜなぜ分析とは
なぜなぜ分析(なぜなぜぶんせき)とは、ある問題とその問題に対する対策に関して、その問題を引き起こした要因(『なぜ』)を提示し、さらにその要因を引き起こした要因(『なぜ』)を提示することを繰り返すことにより、その問題への対策の効果を検証する手段である。-Wikipediaより
要は「なぜ?」を繰り返して、納得いくまで分析を繰り返すことです。

この方法を使って、以下のような流れで原因を追求しました。
なぜ彼は「お前のこと嫌いだわ」なんて言ったのか?→よっぽど自分のことが嫌いだったのだろう
なぜ、そこまで嫌われたのか?→彼の性格に、自分の性格が合わなかったからだろう
なぜ、性格が合わなかったのか?→(彼は友人が多いため)自分にどこか要因があるのだろう
ここで、自分に要因があることに気づきました。
そこからは「なぜなぜ分析」の延長線上で
では、自分のどこに嫌われる要因があったのか?→わからない
わからないならどうするか?→周りの人をよく見て、自分との差分を調べよう

こうして、「お前のこと嫌いだわ」という言葉を言われたところから、自分の悪いところを探し始めたのです。
多くの人は、「お前のこと嫌いだわ」なんて言われたら、すぐに「自分の何が悪かったのか?」というところに結びつくのかもしれません。
高校生まで人格形成されてしまった私は、かなり遠回りをしてやっと自分の悪いところを探し始めたわけです。
しかし、自分が納得いくまで「なぜ?」を問いかけるという考え方は、学生のみならず社会人になった今でも活きています。
性格改善の行動
先ほどのなぜなぜ分析から、周りの人をよく見て、自分との差分を調べようという結論になりました。
そこから私は複数人と会話する時、ほとんど自分から話を振ったり、自分の話をしないよう心がけ、誰かの話に対する周りのリアクションや返答などを見ていました。

今まで気づけなかったことに、気づくことができました。
そこから、自分の反省点が見えてきます。
・相手の話をほとんど聞かず、自分の話ばかりしていた
・自分の話は、自慢話ばかりになっていた
・会話を盛り上げるというより、盛り下げていた
・自分の気に食わないことが起きれば、すぐ不機嫌になっていた
反省点は色々ありましたが、結局
・相手のことを下に見ていた
全てはこの一点でした。
なぜ相手のことを下に見るようになっていたのか?
これも、なぜなぜ分析しました。
なぜ相手のことを下に見るようになっていたのか?→相手の短所ばかり見ているから
なぜ、相手の短所ばかり見るのか?→自分に自信がないから

自分に自信がないから、相手の短所を見ることで自分より下がいると思い込み、安心したかったわけです。クズですね。
自分勝手な振る舞いなどは、その副産物です。
さて、ここまで分析すると「自分に自信を持つこと」が最善の策だとは思ったのですが、それは一朝一夕でできるものではありません。
実際、すぐに自信に繋がるような特技は持っていなかったのです。
そこで、まずは「相手の長所を見ること」を実践し始めます。
周りの人の、何気ない言葉やリアクション、行動を観察してそれぞれの長所を探し始めます。
すると、どうでしょう。
昨日までの人が、まるで別人に見えてくるわけです。
「この人は、周りにすごく気を使える人だ」
「あの人は、多才でなんでもできる人だ」

短所は見えても、批判しかできませんでしたが、長所が見えてくると自分にも取り入れたくなります。
たくさんの長所を取り入れて、今の自分が存在しています。
そうして、今は自分に自信が持てるようになりました。
まとめ
自分勝手極まりない性格を改善した方法は以上となります。
なぜ「お前のこと嫌いだわ」なんていったのか?
という疑問から
自分に自信がないから
という分析結果となりました。
風が吹けば桶屋が儲かる、のような話ですね。
ある事象から予想のつかない結論となることもあります。
その間にきちんと道筋があって、たくさんの「なぜ?」が詰まっています。
「なぜなぜ分析」は、自身の改善にはもってこいの方法です。
皆さんも、課題にぶつかった際にはぜひ使ってみてはいかがでしょうか?